1.起業の祝い
長年の夢だった起業を実現されたお祝いには、どんなものをプレゼントするのがいいでしょうか?
まず、起業された職種、ジャンルを考えましょう。いずれのジャンルでも、お祝いのお花は喜ばれますが、ダブってしまうリスクもありますし、贈った後の世話、お手入れが大変で、迷惑をかけてしまう恐れもあります。
インテリアにマッチするインテリアグッズや絵画、リトグラフ、オフィスで使えるアイテムなども喜ばれます。贈る人のイメージや喜んでくれる顔を想像しながら選ぶのも楽しいです。
あるいは、頑張ってきた人へのねぎらいをこねて、ワンランク上のワインや日本酒を贈るのも、起業祝いにはふさわしいです。ドーンと日本酒の菰樽(こもだる)も縁起がいいですよ。
2.就職・転職の祝い
就職や転職が決まった人へのお祝いは、新しい人生のスタートをお祝いするのにふさわしいものを選びましょう。
まず、贈る相手が、男性か女性かによって、プレゼントも異なります。ただ、いずれの場合も、社会人にふさわしい、定番のもの、実用的なものを贈ると喜ばれます。
男性の場合、ネクタイやワイシャツは、いくつあっても困りませんから、ネクタイやワイシャツを贈るのは鉄板です。あるいは、ネクタイに合わせたタイピンなどもおすすめです。
女性の場合は、ハンカチやカードケース、ワンランク上のネームホルダーなどはいかがですか?
いずれにせよ、自分がもらって役立った、うれしかったというものを選ぶと間違いありません。
3.内定祝い
就職活動のいろいろな困難を乗り越えて、内定を勝ち取ったと聞くと、他人事ながら、「本当に良かった!」と心から安心しますし、うれしいものです。そんなあなたの気持ちを表しつつ、新しい社会人生活のスタートにふさわしいものを贈りましょう。
正統的な内定祝いのプレゼントとしては、ハイクオリティ、ハイセンスな文房具、特に筆記具がおすすめです。老舗外国メーカーの万年筆やボールペンなどに名前を入れて、贈るととても喜ばれます。
また、目覚まし時計など、社会人としての新生活を応援するものもいいでしょう。できるだけシンプルでクールなものを選びましょう。就職を機に、一人暮らしを考えている人には、コーヒーメーカーなども選択肢として考えていいでしょう。
4.成人祝い
20歳になった誕生日や成人式は、本人にとっても、周りの人にとっても、とっても記念すべき日です。そんな記念すべき日にふさわしい特別感のあるプレゼントがいいでしょう。
20歳になった誕生日には、贈る人の誕生年のワインはいかがでしょう?大人の一員になった記念にふさわしいプレゼントといえるでしょう。ラベルに名入れをしてくれるサービスもあります。誕生年でなくても、華やかなスパークリングワインもいいですね。
「お酒はちょっと・・・」という方には、腕時計が喜ばれますよ。なにより長く使えるプレゼントがいいですね。
あるいは、時間を重ね、使い込むほどに味わいを増す上質なレザーアイテムも、いろいろなものが選べるので、おすすめです。
5.昇進祝い
念願かなって昇進した方に贈るプレゼントは、贈って失礼なことのない、きちんとした常識をわきまえたものを選ぶことが大切です。
昇進を決めた方は、きちんとした大人の方なので、プレミアムなお酒を贈るのは、常識にかなっています。プレミアムワイン、プレミアムビールなど、普段はあまり飲めない極上のものを贈ると喜ばれます。同時に、名前入りの最高級グラスやタンブラーも、記念になって喜ばれます。
あるいは、仕立券付きのワイシャツ生地などは、特別感があっていいでしょう。体にぴったりフィットしたワイシャツを着こなす人は、いかにも「できる男」です。普段より数段上のプレゼントになるでしょう。
女性には、その女性が好きなお花の花束も喜ばれます。女性は、花束には弱いです。
6.引越し祝い
引越しをお祝いするプレゼントの場合、新築して引越すのかどうかによっても、プレゼントや相場が異なります。
新築祝い、引越し祝いのいずれの場合も、新しい場所でスタートする方に、新居で活用していただけるプレゼントを選びましょう。
ただ、事前に、「どんなものが欲しい?」「どんなものが必要?」と聞いた方がいいでしょう。筆者の知り合いで、引越し祝いに、掛け時計をいくつももらったことがある人がいます。せっかくプレゼントするのですから、ダブって、ありがた迷惑などにならないようにしましょう。親しい人なら、リクエストを聞くのがベストです。
意外に喜ばれるのが、ワンランク上のキッチンアイテムです。北欧人気で、北欧のハイセンスなものが人気です。
7.卒業祝い
卒業祝いも、どの学校を卒業したのかによっても、選択すべきプレゼントが異なってきます。いずれにせよ、「卒業おめでとう!」という気持ちがよくあらわれるプレゼントを選びましょう。
卒業に続く新しい生活で役立つものを贈るのが、ベストです。まだ、学生生活が続く卒業祝いなら、新しい学校で活躍する文房具やバッグ、水筒やタオルなどを選ぶといいでしょう。また、学校生活で必要な図書カードなども、学生らしくていいでしょう。
これで学生生活は最後という卒業祝いなら、社会人として必要なものを選びましょう。腕時計などは、男女を問わず、卒業祝いにピッタリなプレゼントです。名前入りの高級筆記具も記念になるうえ、新しい生活でも役立つのでおすすめです。
8.付き合って〇年記念
「付き合って〇年記念」のプレゼントというのは、お互いに贈りあうものですよね?「今まで仲良くしてくれてありがとう!これからもよろしくね」という気持ちを込めたプレゼントを選びましょう。
二人で記念になるものを一緒に探しに行って、ペアで持つというのはいいでしょう。オシャレなアクセサリーがなんといっても、一番人気です。「いかにもペア」というものより、「さりげなくペア」というものがセンスを感じさせます。一緒に選ぶ、たがいに贈りあうという行為そのものが、楽しいひとときです。
物だけじゃなく、出会った場所に出かける、出会った場所の近くで豪華なディナーをする、出会いのきっかけとなったアーティストのコンサートに行くなど、二人ならではのプレゼントもいいでしょう。
9.結婚記念日
結婚記念日のプレゼントは、どちらか一方が贈るものではなく、お互いが、お互いを思いやって贈りあうものだと思います。よく、「結婚記念日を忘れて、夜遅く帰ったら、奥様に叱られた」というだんなさんの話を聞きます。忘れているなんて、プレゼント以前の話ですから、特に男性諸氏は、お気を付けください。
結婚記念日は、「今までほんとうにありがとう」という感謝の気持ちを込めて、相手の好みのものをプレゼントするといいでしょう。お酒好きなだんなさんには、プレミアムビールなどをいかがですか?奥様には、花束や豪華なディナーが喜ばれます。
子どもがいるご夫婦でも、結婚記念日には、恋人時代に戻って、オシャレして、コンサートに出かけて、極上のディナーを楽しむなんていうのは最高です。こんなプレゼントは、二人で相談して決めてもいいですね。